ITパスポートの合格率は約50%。
合格するには次の基準を満たす必要があります。
総合評価点 | 1,000点満点中600点以上 |
---|---|
分野別評価点 | 1,000点満点中300点以上 |
全体で6割、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3つの分野でそれぞれ3割正解していれば合格ラインです。
ITパスポートは社会人の方が有利?
全体の合格率は約50%ですが、実際は年齢や職業によって開きがあります。
上の表を見てもわかるように、社会人と学生で合格率を分けるとそれぞれ60%、30%と大きく差が開いています。
特にITパスポートの試験内容はIT企業に勤める技術者や、日ごろからビジネス用語を使って仕事をしている社会人にとっては知っていて当たり前の内容が多く、ほとんど勉強することなく合格できる人も少なくありません。
それだけITに関する基礎知識やビジネス経験の差が合格に影響してくるということになります。
大学生や高校生にとっては難しい試験?
では、学生の方がITパスポート試験に合格するのは難しいのでしょうか。
確かに基本的な知識や社会経験が少ない学生にとっては社会人よりも学習しなければいけないことが多く、合格までに多少時間がかかります。
上の表を見ても、特に高校生や専門学校生は合格率が20%~30%とかなり低くなっているので不安に感じるかもしれません。
ただし発表されている合格者の中には、学校から進められて受験した人がかなり多く含まれているため全体の合格率を引き下げていると言われています。
あまり勉強せずに学校で進められてとりあえず受験している人が多いということですね。
ITパスポートは学生の方が受験しても合格できないほど難しい資格ではないので、合格率は気にせずに挑戦してみてください。